エアコンのフィルター掃除、椅子で届く?届かない?
「エアコンのフィルター、そろそろ掃除しなきゃ」と思っても、いざやろうとすると「椅子で届くかしら?」「登っても大丈夫かな?」と不安になることってありますよね。
私も昔は、ダイニングの椅子に乗って届かせようとして、ふらっとしてヒヤリとしたことがありました。それ以来「届かないときは無理をしない工夫」をいくつか試してきたんです。
今回は、エアコンのフィルター掃除を安全に行うための方法と届かないときの工夫をご紹介しますね。
椅子は使わず、安定した踏み台を選びましょう
まず大切なのは、椅子は踏み台の代わりにならないということ。私も以前、椅子に乗って不安定な思いをしてからは、手すり付きの踏み台を使うようにしています。
段差が低めで、足元が広くしっかりしているものだと安心感が違います。滑り止めのゴムが付いていると、さらに安全性が高まりますよ。
踏み台の選び方は、「手すり付き」「滑り止め付き」「収納しやすい折りたたみ式」などを意識すると使いやすさもアップします。
届かない場合は「柄付きモップ」や便利グッズを活用
私のように背があまり高くない方には、柄付きのハンディモップが便利です。エアコンのフィルター部分まで手が届かなくても、柄を伸ばせば軽くなでるだけでホコリが取れます。
週に一度の軽い掃除なら、これでも十分きれいを保てますよ。
最近は、100円ショップやホームセンターでも「伸縮ポール付きモップ」「エアコン専用掃除ブラシ」「静電気クロス」などが手軽に手に入ります。
私も、100均で買ったマイクロファイバーモップを使ってみたところ、柄がしっかりしていて思ったよりも使いやすかったです。
エアコンの上部や奥の掃除にもひと工夫
フィルターだけでなく、エアコンの上や奥にもホコリは溜まっています。
私が実践しているのは、柄のついたモップで上部をなでるように拭くこと。どうしても届かない奥のホコリは、エアダスター(スプレー式の空気)で吹き飛ばすと便利です。
ただし、無理に手を奥に入れたり、水や道具を吹き込み口に押し込んだりしないようにしましょう。内部のセンサーや電装部品に影響が出ることがあります。
フィルターだけでなく、エアコンの上や奥にもホコリは溜まっています。
私が実践しているのは、柄のついたモップで上部をなでるように拭くこと。どうしても届かない奥のホコリは、エアダスター(スプレー式の空気)で吹き飛ばすと便利です。
手を無理に伸ばさず、安全に掃除できる範囲で済ませるのが大切です。
高い位置の作業は「2人で」がおすすめ
どうしても踏み台に乗って掃除をする場合、私は娘にそばにいてもらうようにしています。
誰かが見ていてくれるだけで安心ですし、手を貸してもらえる場面もあります。ひとりで無理をせず、声をかけて協力してもらうのも大切な知恵ですね。
万が一の転倒を防ぐためにも「ひとりで作業しない」ことは意識したいポイントです。
掃除しやすいエアコンの高さと設置を見直す
最近のエアコンは、フィルター掃除がしやすい設計になっているものも多くなっています。私の家も、前は天井ギリギリに設置されていて掃除がしづらかったのですが、引っ越し後は少し低めの場所に取り付けてもらって、今では椅子なしでも届くんですよ。
リフォームや買い替えのときには「掃除のしやすさ」も意識してみるといいかもしれません。
設置業者さんに「掃除のしやすい高さにできますか?」と相談してみるだけでも、今後の掃除の負担が変わってきます。
フィルター掃除の前準備と頻度のコツ
掃除を始める前に、まず必ず「エアコンの電源を切る」「可能であればコンセントを抜く」ことを忘れずに。感電防止のための大切なステップです。
また、掃除前には必ず取扱説明書を確認してください。機種によってフィルターの外し方や洗浄方法が異なることがあります。
私は月に一度、日曜日の午前中に掃除すると決めています。ルールを決めると忘れにくくなりますし、ホコリがたまる前にサッと済ませられるようになりますよ。
掃除手順の基本(我が家の場合)
- エアコンの電源をオフにする
- フィルターを取り外す(説明書に従って)
- 表側から掃除機でホコリを吸う
- 裏側から水を流して洗う(ぬるま湯+歯ブラシが便利)
- 陰干しでしっかり乾かす(濡れたまま戻さない)
- フィルターを元に戻し、送風運転で内部を乾燥させる(10〜15分)
掃除を習慣化するコツとしては「カレンダーに印をつける」「冷蔵庫にメモを貼る」「月初にまとめて掃除デーをつくる」などもおすすめです。
私は月に一度、日曜日の午前中に掃除すると決めています。ルールを決めると忘れにくくなりますし、ホコリがたまる前にサッと済ませられるようになりますよ。
取り外して洗うときは、ぬるま湯に浸けてから歯ブラシなどでやさしくこするだけで、きれいになります。乾かすのも忘れずに。
掃除を習慣化するコツとしては、「カレンダーに印をつける」「冷蔵庫にメモを貼る」「月初にまとめて掃除デーをつくる」などもおすすめです。
プロに依頼する選択肢も
「フィルター掃除だけでは取りきれない」「内部の汚れが気になる」「どうしても届かない」——そんな時は、無理せずプロに依頼するのもひとつの方法です。
費用の目安としては、家庭用エアコン1台で8,000円〜15,000円程度が一般的。夏前の予約が混みやすいため、春のうちに相談しておくと安心です。
業者に頼むことで、内部のカビやニオイもすっきり取れるので、アレルギーのある方にもおすすめです。
おわりに
エアコンの掃除は大切ですが、無理をしてケガをしてしまっては本末転倒です。
「届かないときは、どうする?」を考えて、安全で続けやすい方法を見つけてくださいね。毎日の空気が気持ちよくなるように、自分に合ったやり方で取り組んでいきましょう。