重たい物を運ぶときに「腰を守る」5つの動作と工夫
ちょっとした模様替えや、物置から何かを出すときなど、「これ、重たいなぁ」と感じる場面は案外多いですよね。私も昔、無理をして腰を痛めたことがあってからは、できるだけ体に負担をかけずに動かす工夫をするようになりました。
今回は、私が実践している「腰を守るための基本動作」と、南島原市で利用できる補助器具や便利サービスについてご紹介しますね。どれも簡単なことですが、意識するだけで腰の負担がずいぶん減りますよ。
1. しゃがむときは“ひざを曲げて”
重たい物を持ち上げるとき、つい腰を曲げて手を伸ばしてしまいがち。でも、それが一番危ないんです。
私は必ず、ひざを曲げて腰を落としてから物を持つようにしています。背筋はまっすぐのまま、太ももの力を使って持ち上げるイメージ。これだけで腰への負担がずいぶん違いますよ。
2. 荷物は体の“できるだけ近く”で持つ
持ち上げたあとに腕を伸ばして持っていると、腰や肩がとても疲れてしまいます。
私は荷物をなるべくお腹の近く、体の中心で抱えるようにしています。とくに大きめの箱やかごは、脇をしめてしっかり安定させるのがコツです。ふらつきにくくて安全なんですよ。
3. 方向を変えるときは“腰をひねらない”
荷物を持ったまま方向を変えるとき、つい腰だけでクルッとひねってしまいがち。でもこれも腰に負担がかかる原因になります。
私は、足を動かして体ごと向きを変えるようにしています。足元をしっかり使って、ゆっくり方向転換することで、ぐっと安全になりますよ。
4. 運ぶ前の準備と安全確認
私は物を運ぶ前に、周囲の障害物や足元の段差を確認するようにしています。通る道が狭かったり滑りやすかったりすると、それだけでケガのリスクが高まるからです。
特に高齢の方は、通路を確保してから運ぶことがとても大切です。急がず、準備を整えてから行動するのが安心ですね。
5. 補助器具や便利サービスを活用
一人で運ぶのが不安なとき、私は台車や家具スライダーなどの道具を使うようにしています。重たい家具もラクに動かせて、腰への負担もかなり減ります。
南島原市では、家具移動のサポートや引越し時の運搬を手伝ってくれる便利サービスもあります。おとなりサポートのような地域密着の業者に相談すると、道具の貸し出しや訪問対応をしてくれることもありますよ。
おまけの工夫:滑り止め付き手袋が便利
私は軍手の代わりに、ゴムの滑り止めがついた手袋を使っています。重たい物でもしっかりつかめて、手が滑りにくいんです。
握り直すときに不安定にならず、安心して運ぶことができるので、一つあるととても重宝しますよ。
持病や体調に配慮を
体調がすぐれないときや、腰痛・高血圧など持病がある場合は、無理をしないことが大切です。
私は家族や近くの人に声をかけて、一緒に作業をするようにしています。一人で頑張りすぎず、協力してもらうことも安全につながります。
もし痛めてしまったら?
腰を痛めた場合は、すぐに休みをとって無理をせず、必要があれば整形外科を受診しましょう。南島原市内には、地域包括支援センターや生活支援窓口など、相談できる機関もあります。
おわりに
重たい物を運ぶときは、ちょっとした体の使い方がとても大切です。
「ひざを使う」「荷物は体に近づける」「腰をひねらない」などの基本動作に加えて、安全確認や便利な補助道具の活用、周囲の協力も忘れずに。
無理せず、自分の体を大事にしながら、安心して暮らしていきましょうね。