「紙類が捨てられない」人のための片付けの知恵
「古いチラシや郵便物、気づけば山のようにたまってしまって…」
そんなふうに、“紙”が手放せずお困りの方も多いですよね。私も以前は、レシートやパンフレットなど、「何かのときに使うかも」と思ってなかなか捨てられませんでした。
でも、いくつかの工夫をすることで、無理なくスッキリさせることができたんです。
今回は「紙類が捨てられない」方に向けた片付けのヒントをご紹介しますね。
「残す理由」を自分で言えるかを考える
私は、1枚1枚の紙を手に取ったときに、「これはなぜ残すのか?」と自分に問いかけるようにしています。
なんとなく残していた物も、「理由が言えないなら手放してもいいかな」と思えるようになってきました。これだけでも、かなりの量が減らせるんです。
「一時保留箱」をつくる
いきなり捨てるのは不安…そんなときに役立つのが“保留箱”。
私は、迷った紙類をとりあえずこの箱に入れておき、1ヶ月後に見返すようにしています。そのときも使わなければ、「なくても大丈夫」と判断できることが多いですよ。
「スキャン」して紙からデジタルへ
思い出の手紙や、レシピの切り抜きなど、どうしても残したいけれどかさばる紙類は、スマホで写真を撮ってデジタル化しています。
私は“紙の代わりに画像がある”と思うと、安心して手放せるようになりました。アプリで簡単に保存できますし、探すのもラクです。
「場所を決めて、それ以上は増やさない」
私は、紙類を入れるスペースを“引き出しひとつ分”と決めています。それ以上になったら見直しをする、というルールです。
限りがあると分かっていると、「本当に必要?」と自然と判断する癖がついてきます。
「とりあえず置き」を減らすしくみを
チラシや郵便物など、家に持ち帰ったその場で「いる・いらない」を分けるようにすると、たまりにくくなります。
私は玄関近くに“紙類の仕分けスペース”を設けて、すぐ処理できるようにしています。小さな工夫ですが効果は抜群ですよ。
おわりに
紙類の片付けは、「全部捨てなきゃ」ではなく、「見直す」「整理する」ことから始めてみてください。
気持ちに寄り添いながら進めることで、自然と身軽になっていきますよ。