片付けの手が止まる「罪悪感」への対処法

片付けの手が止まる「罪悪感」への対処法

いざ片付けようと思っても、なぜか手が止まってしまう……そんな経験ありませんか?私も、母の部屋を整理しようとしたとき、「これを捨てるのはなんだか申し訳ない気がする」と思ってしまって、なかなか手が進まなかったんです。

思い出が詰まったものを見ると、処分するのが悪いことのように感じてしまう。でも、少しずつ気持ちを整えることで、心を軽くしながら前に進むこともできるようになるんですよ。

「捨てる=忘れる」ではないんです

まず一番にお伝えしたいのは、「捨てたら思い出まで消えてしまうわけではない」ということ。物を手放すことと、大切な記憶を失うことは別なんですよ。

私も、母が大事にしていた湯呑みを処分する前に、写真に撮ってアルバムに残しました。そうすることで、気持ちが整理できて「これでいいんだ」と思えたんです。

「ありがとう」を伝える気持ちで

物にも心があるような気がして、処分しにくいと感じること、ありますよね。そんなときは、「ありがとう」と声をかけてから手放すようにしています。

洋服でも日用品でも、「今までありがとう、助かりました」と言うと、不思議と心が軽くなるんです。これは私の習慣になっています。

一気にやらず、少しずつ進める

「今日中に全部やろう」と思うと、気持ちも体もついていけません。私は、引き出しひとつ、棚一段分だけ……と、ほんの少しずつやるようにしています。

毎日じゃなくても大丈夫。「気が向いたときに少しだけ」が、長く続けるコツだと思います。

迷ったら「保留」でもいい

どうしても処分するか迷うものってありますよね。そういうときは、無理に決めなくてもいいんです。「保留箱」をつくって、そこにいったん入れておく。

私も、母の手紙やアルバムなどはしばらく箱に入れておきました。数ヶ月後に見返したとき、「やっぱりこれは残そう」と思えたり、「もう手放しても大丈夫」と感じられたり。気持ちは変わっていくものなんです。

気持ちを話せる人がいるとラクに

ひとりで抱えこむと、どうしても行き詰まってしまいます。娘や近所の友達に「なかなか進まなくてね」と話すだけで、心がスッとすることもあるんです。

私は、娘に電話で相談したら「無理しないで、できるときでいいよ」と言ってくれて、それだけで気が楽になりました。

おわりに

片付けには、物理的な整理以上に「心の整理」が必要なんですね。罪悪感を持つのは、それだけ大切にしていた証拠。でも、それを乗り越えるための方法も、ちゃんとあるんです。

ひとつずつ、気持ちと向き合いながら。ゆっくりでいいんです。私もそうやって、少しずつ進めてきました。あなたのペースで大丈夫ですよ。

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