預けるときに安心できる「見守りチェックノート」の作り方
「母を一人にして大丈夫かしら…」「何かあったらどう伝えればいいんだろう?」
こんなふうに感じたことはありませんか?私も、数日間だけ母を近所の方にお願いしたとき、とても不安だったんです。
でも、事前に「見守りチェックノート」を作って渡しておいたことで、お願いする側もされる側も、ずいぶん安心できたんですよ。
今回は、私が実際に作った「見守りチェックノート」の内容と工夫をご紹介しますね。
ノートの目的は「共有」と「安心」
このノートの目的は、「何かあったときにすぐ対応できるようにする」ことと、「普段の様子を知ってもらう」ことです。
私は、連絡先や持病の情報だけでなく、「ふだんの口癖」や「好きなおやつ」なども書き添えました。そうすると、預かってくれる方も声かけの参考になるみたいなんです。
書いておくと安心な情報リスト
以下のような項目をまとめておくと、どなたに預けるときでも安心ですよ。
- 名前と生年月日
- 緊急連絡先(家族・かかりつけ医など)
- かかっている病気やアレルギー
- 普段の生活リズム(起床・食事・薬・就寝など)
- 好きなこと・嫌いなこと
- よくある体調の変化(ふらつきや頭痛など)
私は、A4のノートに1ページずつ見出しをつけて、ゆったり書いています。
体調チェック欄を作ると便利
日付ごとに「朝の様子」「昼食の内容」「水分を取ったか」などの欄を設けておくと、後で家族が読み返して状況を把握しやすいんです。
私は「今日も変わりなく過ごされました」といった一言だけでも十分だと思っています。
手書きでもデジタルでもOK
私は手書き派ですが、パソコンが得意な方なら表形式で作るのもおすすめです。印刷してクリアファイルに入れておけば、何度でも使えます。
また、離れて暮らす家族とも共有したい場合は、写真に撮ってLINEで送るだけでもとても助かります。
1冊あるだけで気持ちが違う
このノートがあることで、「何があっても大丈夫」という安心感が生まれました。お願いする方にも「ここを見ればわかる」と伝えられるので、お互いの不安が減るんですよね。
私自身も、家族に見守られている気持ちになれて、心があたたかくなりました。
おわりに
ちょっとしたメモでも、それがあるだけで心強い「見守りチェックノート」。
ご家族やご近所の方と安心して協力し合うための、やさしい道具になると思います。ぜひご自身のスタイルに合わせて、気軽に作ってみてくださいね。