空き家の荷物の処分費はいくらくらい？
「実家が空き家になっているけれど、荷物がそのままで手がつけられない」
「古い家を解体したいけど、いったいいくらかかるの？」
こんなお悩みをお持ちの方、最近とても多いんです。
特に南島原のような地方では、空き家を処分したいけれどどうすればいいか分からない…というご相談をよくいただきます。空き家を相続したものの、遠方に住んでいてなかなか現地に行けず、放置されたまま年月が経ってしまうケースも珍しくありません。
この記事では、空き家に残った荷物の扱い方から不用品の処分方法、解体費用の目安までを、便利屋の視点でわかりやすく解説します。これから空き家を片付けたいと考えている方に、具体的な行動のヒントをお届けしますね。
荷物が残った空き家、放置するとどうなる？
空き家に家財や不用品がそのまま残っていると、思っている以上に問題が起こります。まず、売却や賃貸、解体といった手続きがまったく進まなくなってしまいます。
特に田舎では空き家を売却するのが難しいため、処分や解体が現実的な選択になることが多いです。そのときに一番ネックになるのが「中にある大量の荷物をどうするか」です。
長年放置された空き家では、湿気やホコリ、害虫、動物のフンなどが溜まりやすく、建物そのものの状態も悪化してしまいます。さらに、仏壇や神棚などの供養が必要なものがそのままになっている場合、精神的にも処分のハードルが高くなりがちです。
こうした状況は、家を見に来た業者や買い手にとってもマイナス評価になってしまうため、できるだけ早く荷物の整理を進めることが大切です。
空き家の荷物処分や解体、どうすればいいの？
まず、空き家に残っている荷物の処分にはいくつかの方法があります。
不用品買取（空き家 不用品 買取）
家具や電化製品の一部は、リサイクルショップや買取業者で対応してもらえます。ただし、状態や製造年によっては買取不可となるケースも多いため、あまり高額での買取は期待しない方が無難です。状態が良いものやブランド家具などは一度見積もってみる価値があります。
空き家の荷物がそのままでも大丈夫？
最近では、家財が残った状態でも一括で片付けから対応してくれる業者が増えてきました。場合によっては、荷物込みでそのまま買い取ってもらえるケースもあります。売却を前提とする方には嬉しい選択肢ですし、時間と労力の節約にもなります。
荷物の処分方法（空き家 荷物 処分）
一つひとつ分別してご自身で処分することもできますが、量が多い場合は不用品回収業者に依頼するのが現実的です。自治体の粗大ごみ回収と併用することで費用を抑えられます。特に大型家具や古い家電は搬出が大変なので、無理せず専門のサポートを活用しましょう。
処分にかかる費用
家の大きさや物の量にもよりますが、一般的な一軒家の場合、荷物の処分費用は30万円前後が目安です。物量が多かったり、運び出しが難しい間取りの場合はこれ以上かかることもあります。見積もりの際は、仕分け、運搬、処分費用が含まれているかを確認しましょう。
空き家そのものの処分
荷物を整理した後は、空き家をどうするかを決める必要があります。売却・解体・寄付・自治体への相談など、選択肢はさまざまです。空き家バンクのような制度や、相続放棄という方法を選ぶ方もいらっしゃいます。地域によって支援制度が異なるため、事前の情報収集が重要です。
空き家の解体費用（取り壊し費用）
建物を取り壊す場合、木造住宅なら100万円〜300万円程度が一般的な相場です。築年数が古かったり、住宅密集地で重機が入りにくい場合はさらに費用が増すことも。また、アスベストなど有害物質が含まれていれば、別途費用がかかる場合もあります。見積もりは複数社から取り、内容をしっかり比較しましょう。
「思い出が詰まった家だから解体には抵抗がある」という方も多いですが、管理できないまま放置するよりも、早めに整理して次の一歩を踏み出す方が安心につながります。建物を解体することは、気持ちの整理にもつながることが多いです。
実際にご相談いただいたケースをご紹介します
10年以上放置された空き家のご依頼をいただいたことがあります。ご依頼主様は東京にお住まいで、帰省するのも年に1度あるかどうかという状況でした。
家財がそのまま残り、カビと湿気で家の中は荒れ放題。畳はふやけ、押し入れの中には古い布団や衣類が詰まったまま。仏壇もそのままで、どう手を付けていいかわからないという状態でした。
そこで、当店で不用品の仕分け・処分から、仏壇の供養・回収、解体業者の手配までをすべて対応させていただきました。作業中の様子は写真でご報告し、ご家族とも共有していただきながら進めました。
お客様からは「実家のことがずっと心に引っかかっていたけれど、ようやく片付いて安心した」というお言葉をいただきました。
このように、一人で抱え込まずに、まずは専門家に相談してみることで、心も暮らしも軽くなることが多いです。
空き家の処分に迷ったら、「おとなりサポート」にご相談ください
私たちは、南島原市を中心に空き家の管理や片付け、処分に関するご相談をお受けしています。
遠方にお住まいで、なかなか現地に行けない方も多いです。そんなときこそ、地元の便利屋が力になります。
「何から始めたらいいか分からない」という方には、状況を丁寧に確認し、写真付きで報告・ご提案いたします。事前にLINEやメールなどで状況を伺うことも可能です。
もちろん、「今すぐに解体までは考えていない」という段階のご相談でも大歓迎です。片付けだけ、仏壇の供養だけ、というご依頼もよくありますので、お気軽にお話しください。
一緒にできるところから、少しずつ整理していきましょう。大切なお家のこと、心を込めてサポートさせていただきます。
この記事のまとめ
- 空き家に不用品や荷物が残っていると、処分・解体の妨げになります
- 不用品は買取や回収、荷物そのままでも対応可能な場合もあります
- 荷物処分費用は30万円前後、解体は100〜300万円が相場です
- 状況によっては支援制度や買取サービスを活用できることもあります
- 売却が難しい田舎の空き家は、寄付や自治体相談も視野に入れて検討しましょう
- 南島原の空き家処分は「おとなりサポート」が丁寧に対応します
- 写真報告・供養対応・見積相談、すべてお気軽にお問い合わせください
