空き家のブレーカーとブロック塀
空き家をお持ちの方や、実家の管理を任されている方にとって、見落としがちだけど大切なポイントがいくつかあります。その中でも「ブレーカーの管理」と「ブロック塀の安全性」は、特に注意していただきたい部分です。これらの管理を怠ることで、思わぬ事故やトラブルに発展することもあります。
今回は、南島原市で便利屋を営む私の立場から、空き家を安全に保つための知識をやさしくお伝えします。実際にあった事例や、よくご相談いただく内容もまじえてご紹介します。
ブレーカーを落とす?そのまま?
長期間空き家にする場合「電気は止めた方がいいの?ブレーカーはどうすればいいの?」とお悩みの方が多くいらっしゃいます。
まず結論から言うと、ブレーカーは基本的に落としておくのが安心です。人が住んでいない状態で通電を続けていると、湿気やホコリなどが原因で漏電が起きる可能性もあるんです。特に、築年数の古い住宅ではそのリスクが高くなります。
実際、長く放置された空き家で、いつの間にか配線の一部が傷んでいたり、屋根からの雨水がブレーカー周辺に影響を与えていたりしたケースもあります。そのままにしておくと火災などの原因にもなりかねません。
ただし、防犯カメラやタイマー式の照明を活用している場合など、最低限の通電が必要なこともあります。その場合は、必要な回路だけを残して他はオフにすることで、漏電や火災リスクを最小限に抑えられます。
また、定期的にブレーカー周辺や分電盤の点検をすることも大切です。見慣れない焦げ跡や異臭がないか、簡単に確認するだけでもトラブル防止につながります。少しでも違和感があれば、専門業者や便利屋に相談すると安心ですよ。
漏電を防ぐには?
空き家の漏電対策として、まず一番大切なのは「ブレーカーを落とすこと」と「定期点検」です。漏電ブレーカーが設置されていれば、ある程度の安全性は保たれますが、それでも完全ではありません。
特に雨漏りや湿気の多い立地では、電気機器の内部に水分が入り込み、漏電につながることも。地域によっては雷による電気系統の不具合も心配です。
点検の際は、通電状態の確認に加えて、分電盤のカバーを開けて埃が溜まっていないか、異常音がしないかを確かめてみてくださいね。不安な方は、便利屋に頼んでチェックしてもらうのも安心です。
また、電力会社への電気契約の一時停止や見直しを行うことで、無駄な基本料金をカットもできます。長期間空き家が続く見込みであれば、こうした対応も検討してみましょう。
空き家のブロック塀、倒れていませんか?
意外と見落としがちなのが、空き家まわりのブロック塀です。
年月が経つにつれて、ブロック塀は劣化し、ヒビが入ったり、ぐらついたりしてきます。これを放置していると、地震や強風の際に倒壊する危険があり、通行人にケガをさせてしまう恐れもあります。
とくに昭和時代に建てられた塀には、鉄筋が入っていないタイプも多く、強度に不安があるケースが少なくありません。また、根元が見えにくい場所では、シロアリや植物の根の影響で内部から弱っている場合もあります。
ブロック塀の破損は、所有者の管理責任が問われるケースもあり、損害賠償に発展することも。そうならないためにも、定期的に目視での点検を行い、ひび割れや傾きがないか確認しましょう。
もし不安な場合は、建築士や便利屋など、第三者に見てもらうのが安心です。場合によっては、安全のために部分的な補修や建て替えが必要になることもあります。
便利屋ができる空き家サポート
私たち「おとなりサポート」では、空き家の見回りや設備点検も行っています。
ブレーカーや水道の確認、ポストの整理、ブロック塀の目視点検など、基本的な内容からスタートできます。加えて、建物周辺の草木の状況、郵便物の放置確認、不審者対策の見回りも対応しています。
定期的にご家族へ報告書をお送りするサービスもありますので、遠方にお住まいの方でも安心してご利用いただけます。写真付きでの報告も可能ですので、「今の様子がわかって安心した」とのお声もいただいています。
南島原市内の空き家でお困りの方、どんな小さなことでもお気軽にご相談くださいね。
まとめ
- 空き家では、ブレーカーを落として漏電対策を。
- 定期的な電気設備の点検も忘れずに。
- 通電が必要な場合は、回路を限定して安全に使用。
- ブロック塀は劣化や傾きに注意。倒壊リスクあり。
- 点検は便利屋や専門家の力を借りるのもおすすめ。
- 空き家の見守りは報告付きサービスで安心。
- まずは気になることを相談することから始めましょう。
南島原市での空き家管理は「おとなりサポート」にお任せください。