暗くなると不安…自動点灯グッズのすすめ
「夜になると、トイレまでの廊下が怖いのよね」「電気をつけるのが億劫になってきた」——そんな声、私のまわりでもよく聞きます。
高齢になると、暗い中を歩くことが大きな不安になりますよね。私の母も、電気のスイッチを探すときにつまずいた経験があり、それ以来“自動点灯グッズ”を取り入れるようになりました。
今回は、暮らしの中に安心を灯す、自動点灯グッズの活用法をご紹介します。
センサー付きライトで「通るとパッと点灯」
一番おすすめなのが、赤外線センサー付きのライトです。人の動きを感知して自動で点灯するので、手を使わずに明かりがつきます。
私は、廊下とトイレ前に設置しています。夜中に起きても、足元が明るくて安心なんですよ。
電池式・USB充電式ならコンセント不要
コンセントの位置を気にせず使えるのが、電池式やUSB充電式の魅力です。
母の寝室には、マグネット付きのUSBライトを壁に貼って使っています。取り外して充電も簡単なので、扱いやすいですよ。
コンセント式は「常夜灯」にも便利
寝室や玄関などには、常時うっすら点灯する“常夜灯タイプ”もおすすめです。暗くなったら自動で点灯し、朝になると消えるタイプもあります。
母の玄関にはこのタイプを設置しています。帰宅時も、足元が明るくてホッとします。
「ここにあると安心」な設置場所
- トイレ前の廊下
- ベッドから出る位置
- 階段の足元
- 台所の入り口
「夜に通る可能性がある場所」をリストアップしておくと、つまずき防止にもつながります。
明かりの色は「電球色」がおすすめ
明るすぎる白色光よりも、やさしい電球色のライトの方が目にやさしく、眠気を妨げにくいんです。
母も「まぶしすぎなくて落ち着くわ」と言っていました。
おわりに
暗さへの不安は、ちょっとした灯りでぐっとやわらぎます。
自動点灯グッズは、設置も簡単で、電気代もほとんどかからないものが多いので、気軽に取り入れてみてください。
安心して夜を過ごすための「もうひとつの手」が、きっとあなたの暮らしを支えてくれますよ。