片付けってどこから手をつける?プロが教える正しい手順と続けるコツ

片付けって何から始める?

片付けたいけど、どこから手をつければいいかわからない

「やってもすぐに散らかってしまう」

そんなお悩み、南島原のお客さまからもよくいただきます。焦る必要はありません。片付けは“やり方”さえ分かれば、気持ちがスッと軽くなるものです。

今回は、片付けがうまくいかない理由を整理しながら、正しい順番と、日々無理なく続けるための工夫をご紹介しますね。きっと、少しでも前向きな気持ちになれるはずです。

片付けがうまくいかないのは、手順と優先順位に迷うから

「何から始めればいいかわからない」というお声、本当に多いです。片付けって、気持ちだけで一気に進めようとすると、逆に途中で疲れてしまったり、結局どこも片付かなかったりしてしまいます。やる気はあるのに結果が出ないと、自信もなくしてしまいますよね。

その原因のひとつは、「全部片付けよう」と思ってしまうこと。そしてもうひとつは、物をどう分けて、何を捨てるか迷ってしまうこと。手順と優先順位がわからないと、始める前から気持ちが重くなってしまうんですね。

大切なのは、まず“区切ること”です。小さなスペースを選んで、「今日はここだけ」「15分だけ」と決めて始めると、気持ちがとてもラクになります。小さく始めて、自分なりのペースをつかむことが、片付け成功の第一歩なんですよ。

片付けの基本ステップを5つに分けてみましょう

片付けには「出す → 分ける → 捨てる → 収める → 維持する」という5つのステップがあります。この流れを覚えておくだけで、頭の中が整理されて、作業がスムーズになります。

まずは、その場所にある物をすべて出してみましょう。

一度全部出す」ことが、実はとても大事なんです。隠れていた物や忘れていた物が見えてきて、不要な物の判断がしやすくなります。

次に「使っている」「使っていない」「迷っている」の3つに分けます。

迷っている物は“迷い箱”に入れておくと便利です。1か月後や3か月後に見直してみると、意外と「やっぱりいらない」と思えることもありますよ。

捨てるかどうか迷う物は、自分を責めないことも大切です。

「気が引ける」「高かった」「誰かにもらった」など、思いが残る物をすぐに処分する必要はありません。手放す準備が整ったときに、自然に手が動くものです。

収めるときは、“使う場所の近く”に置くのがコツです。使う物が使いやすい場所にあると、それだけで片付けの維持がしやすくなります。維持のコツは、「戻しやすい場所に戻す」。これだけでも、日々の散らかりがぐんと減りますよ。

最初に手をつける場所はどこがいい?おすすめの順番

最初に取りかかるなら「玄関」「洗面所」「キッチンの引き出し」など、物が少なくて比較的範囲が狭い場所がおすすめです。こうした場所は使用頻度が高く、成果が見えやすいので「やった感」が得られやすいんです。

たとえば、玄関なら靴を5足だけ整える、洗面所なら引き出し1段だけ片付ける。たったそれだけでも、すっきりした印象が生まれ、「次もやってみよう」という前向きな気持ちが生まれます。

反対に、押し入れや納戸など大きな収納から始めるのは避けましょう。大物は判断に時間もエネルギーも使いますし、途中で疲れて挫折しやすいからです。

慣れてきたら、リビングや寝室などに進めば大丈夫です。片付けに“完璧”は必要ありません。「今日はここだけできた」が積み重なれば、それがいちばんの成功なんです。

捨てるのが苦手な方へ。気持ちの整理のコツ

「これは高かったから」「いつか使うかも」「思い出があるから」

——そう思うのは、とても自然なことです。無理に捨てる必要はありません。大事なのは、“今の自分にとって必要かどうか”という視点です。

たとえば、1年使っていない物は、一度見直しのサインと考えてみてください。よくあるのが、「何かに使えそう」と取っておいた空き箱や紙袋。それが山積みになっていませんか?

私のお客さまでも、空き箱を15個以上持っていた方がいらっしゃいました。「可愛いから捨てられなくて…」という気持ちはとてもわかります。でも、1つ2つに絞ったら気持ちがラクになったそうですよ。

また、写真に撮って思い出として残すという方法もあります。物そのものを手放しても、記憶や感謝の気持ちはずっと残ります。

迷ったら「保留ボックス」へ入れてみましょう。3か月後に見直しても使わなければ、その時こそ手放すチャンスです。焦らず、自分のペースで進めてくださいね。

続けるためには「疲れない仕組み」をつくること

片付けを続けるには、疲れないように工夫することがとても大切です。いくら意気込んでも、気力だけでは長続きしません。大事なのは“仕組み”を作ることなんです。

「1日5分だけ片付けをする」「この引き出しだけやる」「使ってない物を1つだけ探す」など、やる内容を細かく分けるのがおすすめです。たとえ途中で中断しても、「ちょっとでも進んだ自分」を褒めてあげてくださいね。

疲れている日は、無理せずお休みしましょう。気分がのったときにまとめて進めてもいいんです。好きな音楽をかける、お気に入りの飲み物を準備するなど、楽しくなる工夫を加えてみてください。

小さな「できた!」の積み重ねが、やがて大きな達成感になります。お部屋が整ってくると、心もふっと軽くなる。そんな瞬間を、ぜひ実感していただきたいです。

この記事のまとめ

  • 片付けは「出す→分ける→捨てる→収める→維持する」の5ステップが基本です
  • 最初は玄関や洗面所など、小さなスペースから始めると成功しやすいです
  • 捨てられない物には「今の自分に必要か?」という視点を取り入れましょう
  • 毎日でなくても大丈夫。「少しずつ」「気楽に」「疲れない仕組み」が大事です
  • 写真で記録する、保留箱を活用するなど無理のない進め方がポイントです
  • 小さな成功を大切に、自分に合ったペースで片付けを楽しみましょう

 

▶片付けのプロが南島原でお手伝い!家事代行・掃除代行も安心してお任せ

 

ご相談はLINEが便利です。「これお願いできるかな?」という気軽なお声かけ、大歓迎です。お気軽にお問合せください!

お問い合わせ・相談はこちらです!

 

おとなりサポートLINE相談バナー

 


タイトルとURLをコピーしました