高齢の親に「声かけしやすい時間帯」はいつ?
「今、電話して大丈夫かな?」「忙しくしてないかな?」
遠くに住む親御さんに連絡するとき、ちょっと迷ってしまうことってありませんか?私も母に電話をかけるタイミングをよく悩んでいました。
でも、生活リズムを思い出してみると、「この時間ならゆっくり話せるな」とわかるようになってきたんです。
今回は、高齢の親にとって声をかけられやすい時間帯や、そのコツをお伝えしますね。
午前9時〜11時は“ゆとり時間”
朝食や身支度を終えたあとのこの時間帯は、多くの方にとって一番ゆとりのある時間です。
母も、だいたいこの時間帯は新聞を読んでいたり、家事がひと段落していることが多いので、落ち着いて話ができるんですよ。
昼食前後は避けたほうが無難
ちょうど昼食の支度をしている11時半〜13時ごろは、バタバタしている時間帯です。
また、食後は眠くなりやすく、体も気持ちもゆるんでいるので、電話にはあまり向いていないかもしれません。
午後の15時前後は“お茶の時間”
おやつを食べたり、テレビを見たりしているこの時間帯も、気持ちにゆとりがあって話しやすいんです。
私は、15時ごろに「ちょっとだけ声を聞かせて」と電話をすると、母も「今ちょうど休んでたの」と言ってくれることが多いんですよ。
夜はなるべく早めに
高齢になると、夜は早めに就寝する方が多くなります。夜に連絡をする場合は、できれば19時くらいまでに済ませるのが安心です。
それ以降は、テレビを見ながらウトウトしていることも多く、「出たくないけど無理して出た」ということになってしまうことも。
事前に「この時間に電話するね」と伝えておく
いつ電話があるかわからないと、親御さんの方も落ち着かないものです。私は、LINEやカレンダーに「明日の9時半に電話するね」と伝えておくようにしています。
そうすると、母も「楽しみに待ってるね」と言ってくれて、お互い気持ちよく話ができるんですよ。
おわりに
声をかけるタイミングを工夫することで、会話の内容も気持ちの通い方も、ずいぶん違ってくるんですね。
私も、「この時間なら大丈夫」とわかってからは、安心して連絡できるようになりました。皆さんも、親御さんの生活リズムを思い出しながら、ちょうどよいタイミングを見つけてみてくださいね。