生活リズムの見える化で“異変”に気づくには?

生活リズムの見える化で“異変”に気づくには?

「最近、電話の出方が遅い」「朝の連絡が来ない」——そんな些細な変化から、大きな異変に気づくこともあるんですよね。

私も母と離れて暮らしていると、何気ない日常の中に“いつもと違う”が隠れていることに、後から気づくことがありました。

今回は、生活リズムを“見える化”することで、異変に早く気づくための工夫をご紹介します。

毎日の「簡単な記録」を習慣にする

まずおすすめなのは、本人が無理なく続けられる「生活メモ」です。私は、母に1日の出来事を3行だけ書く「3行日記」をお願いしています。

「朝は寒かった」「散歩に行った」「電話が2回きた」——そんなことで十分なんです。何も書いていない日があったら、「体調が悪かったのかな?」と気づけます。

決まった時間に「声かけ」やLINEを

毎日同じ時間に連絡を取り合うことで、リズムの変化に気づきやすくなります。私は、朝8時に「おはよう」のLINEを送るようにしています。

返信がなければ、「寝過ごしたかな?」とちょっと注意して様子をうかがいます。習慣にしておくと、異変も分かりやすいんですよね。

センサーや電気使用量で“動き”を把握

ちょっと機械に強い方なら、動体センサーや電力使用量をチェックできる見守りサービスも便利です。

私は、母がよく使う台所にセンサーを設置しています。朝になっても反応がないと「まだ起きていないのかな」と連絡を入れる目安になります。

郵便受け・冷蔵庫・トイレ——生活の“サイン”を観察

生活の中の動作からも、異変を見つけるヒントがあります。私は、母の家の郵便受けが2日間空いていないことに気づいて、念のため様子を見に行ったことがありました。

冷蔵庫の中身やトイレットペーパーの減りなど、暮らしの痕跡はさまざまな“サイン”を出してくれます。

“記録がない”ことも大切な情報に

生活のリズムは、毎日「ある」のが当たり前に感じてしまいますが、「ない」ことで初めて分かることもあります。

だからこそ、何かが「なかった日」を大切に記録しておくことが、次の対応につながるんです。

おわりに

高齢の親の変化に気づくためには、無理のない「日々の観察」と「さりげない記録」が一番です。

お互いの負担にならない工夫で、ちょっとした“異変”にもすばやく気づけるようになりますよ。

ご相談はLINEが便利です。「これお願いできるかな?」という気軽なお声かけ、大歓迎です。お気軽にお問合せください!

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