「とりあえず置き」スペースをなくす方法
「これ、あとで片付けよう…」「とりあえずここに置いとこう」
そう思って置いたものが、気づけば山のように積み上がっている。そんな経験、ありませんか?
私も以前は、リビングの一角やキッチンカウンターの上が“とりあえず置き”の定位置になっていて、いつも片付かずに困っていました。
今回は、その“とりあえず”を減らして、スッキリ暮らすための工夫をご紹介しますね。
「住所」を決めてあげる
モノが迷子になる原因のひとつは、「戻す場所が決まっていない」こと。
私は、小物ひとつひとつに“定位置”を決めるようにしています。
例えば、はさみは引き出しの右端、メモ帳は電話の横など。場所が決まっていれば、使ったあとも「とりあえず置き」を防げますよ。
「仮置き用トレー」を活用する
どうしても一時的に置きたい物は、私は小さなトレーやカゴを使ってまとめています。
「この中だけにする」と決めると、あふれてきたときに“片付けのサイン”として気づきやすくなるんです。
リビングや玄関など、物が集まりやすい場所に1つあると便利ですよ。
「あとで」は“今”に変える意識を
「あとでやろう」と思っても、つい忘れてしまうのが人間ですよね。
私は「手に持ったそのときがチャンス」と思って、なるべくその場で戻すように心がけています。5秒以内でできることは“今やる”を合言葉にしています。
スペースをあえて狭くする
私は一時期、カウンターや棚にスペースがあるからこそ物を置いてしまうと気づき、あえて観葉植物や写真立てを置いて“モノを置きにくく”したことがあります。
すると自然と物がたまらなくなり、見た目もスッキリしましたよ。
週に一度、“見直しタイム”を
私は日曜日の朝に5分だけ“定位置チェック”をしています。
「ここに物が増えてないかな?」「最近戻せてないものはある?」と見直すだけで、“とりあえず置き”が防げます。
一度整ったら、維持するのもラクになりますよ。
おわりに
「とりあえず置き」は、ちょっとした習慣と工夫で防げるようになります。
場所を決める・意識を変える・ルールをつくる、この3つの視点で、無理のない範囲から始めてみてくださいね。