自分で庭木を剪定する前に知っておくべき基礎知識
「庭の木が伸びてきたな…」「少し形を整えたいけれど、どこを切ればいいのか分からない」と思ったことはありませんか?
私も最初の頃は、枝をどこから切ったらよいか見当もつかず、適当にチョキンとやっては失敗していました。でも、いくつかの基本を知ることで、剪定がぐんとやりやすくなったんです。
今回は、庭木を自分で剪定する前に知っておくと安心な、基本のポイントをご紹介しますね。
剪定の目的を知ることから始めましょう
「なぜ剪定をするのか?」という目的をはっきりさせると、迷わず作業が進められます。
主な目的は、「形を整える」「風通しを良くする」「病害虫の予防」などです。私は、見た目を整えることに加えて、木が元気に育つようにするための“お手入れ”という気持ちで取り組んでいます。
剪定に向いている時期を確認する
木によって適した時期は違いますが、一般的には「落葉樹は冬〜早春」「常緑樹は春または秋」が適期とされています。
私は庭の木が種類ごとに違うので、メモをとっておいて、剪定する月をずらすようにしています。時期を間違えると、木が弱ってしまうこともあるので注意が必要なんですよ。
切る枝と残す枝の見極め方
どこを切ればいいのか分からないときは、「交差している枝」「内側に伸びる枝」「弱々しい枝」から切ってみましょう。
私は最初、「外側に向かって元気に伸びている枝は残す」と覚えてから、だいぶ判断しやすくなりました。
道具の準備と手入れも忘れずに
剪定ばさみやのこぎりは、切れ味のよいものを使うと疲れにくく、安全です。私は使う前と使った後に、刃をサッと拭くようにしています。
また、手袋や帽子、虫よけスプレーも用意して、作業中のケガや虫刺されにも気をつけると安心です。
無理せず「今日はここまで」で大丈夫
私は毎回、庭木1本だけ、または「この枝だけ」と決めて作業しています。すべてを一度にやろうとすると疲れてしまいますから、無理のない範囲で進めるのが長続きのコツです。
剪定は、少しずつ経験を重ねていくことで、どんどん自信がついてきますよ。
おわりに
庭木の剪定は、最初はむずかしく感じるかもしれません。でも、基本の考え方を知っているだけで、ずいぶん楽になるんです。
「庭を自分の手で整えたい」という気持ちを大切に、自分のペースで楽しく続けてみてくださいね。