「おとなりサポート」代表・塚本明子が実家サポートを始めた理由
こんにちは。「おとなりサポート」の塚本明子です。
これまで、実家の片付けに関する様々な記事や施工事例をお届けしてきました。
でも、「このサービスをやっている人は、どんな人なんだろう?」——そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。
今日は、なぜ私が実家サポートを始めたのか。そのきっかけや、そこに込めた想いを、あなたと同じ「遠方の娘」としての経験を交えながら、お話しさせていただきます。
はじめに——あなたと同じ「遠方の娘」でした
まず、最初にお伝えしたいことがあります。
私は、あなたと同じ「遠方に住む娘」なんです。
私の母も、島原で一人暮らしをしていました。私は仕事の都合で遠くに住んでいて、年に数回しか帰省できませんでした。
「お母さん、元気にしてる?」
「大丈夫よ。あなたは自分のことを気にしなさい」
遠方で見に行けない実家・空き家は、まず写真で確認できます
庭の草、庭木の越境、郵便物、玄関まわりなど、現地に行かないと分からないことがあります。
南島原市・島原半島の実家や空き家を、現地で確認し、写真でご報告します。
- 外まわり・庭・ポストまわりを写真で確認
- 草刈りや簡単な掃除も、できる範囲で相談可能
- 南島原市・島原市・雲仙市(一部)に対応
電話のたびにそう言う母。でも、どこか声に元気がない気がして、いつも心がモヤモヤしていました。
「なんとかしてあげたい」
「でも、どうやって?」
その気持ちは、今、この記事を読んでくださっているあなたと、まったく同じだったと思います。
きっかけは、たった一通の電話
ある日、母から一通の電話がありました。
「明子、ちょっと聞いてくれんね。最近、台所のシンク下の掃除をしようと思って、しゃがみ込んだら、立ち上がれんごたった」
その言葉を聞いた瞬間、全身の血の気が引くのがわかりました。
「お母さん、大丈夫!?救急車は!?」
「大丈夫、大丈夫。しばらくしたら立てるようになったけん。心配かけてごめんね」
母はそう言って笑っていましたが、私はその日からずっと、不安で眠れなくなりました。
母の言葉に込められた「助けて」のサイン
後で考えれば、母は「助けて」と言いたかったんだと思います。
でも、母は「子どもに心配をかけたくない」という気持ちから、「大丈夫」と強がってしまった。そして、私は遠くにいるからこそ、「大丈夫」という言葉を信じてしまった。
「本当は大丈夫じゃなかった」——そのことに気づいたとき、私は自分自身を責めました。
「もっと早く気づいてあげられたのに」
「もっと頻繁に帰ってあげられたのに」
遠くにいるもどかしさ
それから、私は毎日のように母に電話するようになりました。
「今日は何してた?」
「何か困ってることない?」
でも、電話だけで家の中の状態を把握するのは、やっぱり限界がありました。
「ちゃんと見に行きたい」
「でも、仕事を休んで何度も帰るのは難しい」
その「遠くにいるもどかしさ」を、私は痛いほど味わいました。
実家に帰って見た「現実」
そして、次に帰省したときのことです。
実家に足を踏み入れて、私は言葉を失いました。
玄関には郵便物が山積みになり、台所の棚には使っていない調理器具が溢れていました。そして、何より驚いたのは、母が「これ、いつ買ったっけ?」と言いながら、賞味期限が何年も切れた食品を探している姿でした。
「お母さん、これ、賞味期限が……」
「あら、そうなの?知らんかった」
その瞬間、「このままじゃいけない」と強く思いました。
知らなかった母の毎日
母は、一人で何とかしようと頑張っていました。でも、年齢とともに体が思うように動かなくなり、家の中のことはどんどん後回しになっていました。
「ごめんね、明子。こんな家で」
「お母さん、謝らないで。私がもっと早く気づくべきだった」
そう言いながら、私は母と一緒に台所の片付けを始めました。
一つの引き出しを開けるのに、母は「これはどうする?」「これはまだ使える」と、一つひとつ時間をかけて判断されました。私はその横で、母の判断を待ちながら、黙って作業を続けました。
そして、約2時間かけて、たった一つの引き出しがきれいになりました。
母は、その引き出しを見て、子供のように嬉しそうに笑いました。
「明子、ありがとう。こんなにきれいになると思わんかった」
その笑顔を見たとき、私は「この気持ちを、他の誰かのためにも活かしたい」と思ったんです。
「自分でやらなきゃ」から「誰かに頼もう」へ
その帰省の後、私は毎回の帰省で少しずつ実家を整えていきました。でも、年に数回の帰省では、どうしても追いつかないことも事実でした。
「お母さんのために、何かできないかな」
そう考えたとき、「自分と同じように遠方の親を心配している人たちが、きっとたくさんいるはず」と思い至ったんです。
そして、「誰かの代わりに、実家の様子を見に行く。そして、少しずつ整えていく」——そんなサービスを始めようと決心しました。
それが、「おとなりサポート」の始まりです。
この経験が「おとなりサポート」を生んだ
母との経験が、このサービスを始める原動力になりました。
そして、その経験から生まれたのが、「遠方の家族の代わりに」というコンセプトです。
「遠方の家族の代わりに」という想い
「遠方の家族の代わりに」——この言葉には、いくつかの意味が込められています。
① 目と手の代わりに
遠くにいて見られない「現状」を、私たちがしっかりと見て、手を動かします。
② 心配の代わりに
「親が心配でたまらない」という気持ちを、私たちが少しでも和らげるお手伝いをします。
③ 時間の代わりに
帰省の限られた時間を、親との団らんに使っていただけるように、私たちが事前に整えます。
この3つが、「おとなりサポート」の根幹にある想いです。
私たちが大切にしている3つのこと
この想いをもとに、私たちが現場で大切にしていることをお伝えします。
① 親御さんのペースを守ること
私たちは「物を捨てる」ことが目的ではありません。親御さんが納得し、安心できる状態を作ることが目的です。だからこそ、親御さんのペースを何より大切にしています。
② 遠方のご家族との連携を密にすること
写真、LINE、ビデオ通話——あらゆる手段を使って、遠方のご家族と情報を共有します。「今、何が起きているか」がわかることが、ご家族の安心につながります。
③ 「顔の見える関係」を築くこと
ご相談から作業、その後のフォローアップまで、私、塚本明子が一貫して対応します。「顔の見える関係」があるからこそ、ご家族も親御さんも安心して任せられます。
お客さまとの出会いが教えてくれたこと
サービスを始めてから、たくさんのご家族と出会いました。
「遠方の娘として、親のことが心配で仕方なかったんです」
「帰省するたびに喧嘩になって、もうどうしていいかわからなくて」
「親に『大丈夫』と言われても、本当は大丈夫じゃない気がして」
どのご家族も、私がかつて感じたのと同じ「遠方の娘」の気持ちを持っていらっしゃいました。
そして、作業が終わった後にいただくお言葉は、いつも私の心を温かくしてくれます。
「親が『ありがとう』って言ってくれました」
「帰省したら実家がきれいになっていて、感動しました」
「遠くにいても、親のことを任せられる人がいて安心です」
これらのお言葉が、「このサービスを始めてよかった」と、心から思える瞬間です。
まとめ:あなたの「なんとかしたい」を、一緒に形にしましょう
いかがでしたでしょうか。
私は、あなたと同じ「遠方の娘」でした。だからこそ、「なんとかしてあげたい」という気持ちが、誰よりもわかると思っています。
親のことが気になって、夜も眠れなくなる。
帰省するたびに、片付けのことで喧嘩になる。
「大丈夫」と言われても、本当に大丈夫なのか不安でたまらない。
その気持ち、私も経験しました。そして、その気持ちは、あなたが親を思う気持ちの証です。
だからこそ、その気持ちを「行動」に変えるお手伝いをさせてください。
「なんとかしたい」——その想いを、私たちと一緒に形にしませんか。
遠方にいながら、いつもご両親のことを思っているあなたに、心からのエールを送ります。
おとなりサポート 塚本明子
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南島原の実家・空き家まわり、写真を送って相談できます
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