草が伸びる前に使いたい「粉末タイプ除草」
「気づいたら庭に雑草がいっぱい」「抜いてもまた生えてくる」——そんなお悩み、ありませんか?
特に空き家や管理が手薄になりがちな実家では、草が伸び放題になる前に“先手”で対策することが大切です。
今回は、高齢の親やその娘さん世代でも簡単に使える「粉末タイプ除草剤」について、使用のタイミングや使い方のポイントをやさしくご紹介します。
粉末タイプは「草が生える前」がベストタイミング
除草剤というと草が生えたあとに使うイメージですが、粉末タイプの除草剤は発芽前にまくことで雑草を予防するものです。
私は、母の実家の庭や通路に、春の草が出る前(3月ごろ)と梅雨明け(7月ごろ)に年2回まくようにしています。その後の草の量がまったく違います。
使い方は「まいて・水をかける」だけ
粉末除草剤は、地面にまんべんなくまいた後、水をかけて土に成分を染み込ませるのが基本です。
私は、ジョウロで水をやる程度で済ませています。雨の前日にまいておくと、自然に浸透してくれて手間が省けますよ。
効果は1〜3か月。安全性にも注目
製品によっては持続期間が1〜3か月ほどあります。
私は、できるだけ「土壌改良不要・ペットにも安全」と表示されたものを選ぶようにしています。空き家の庭は小動物が通ることもあるので、安全性にも気を配るようにしています。
雨が降る直前・風の強い日は避けて
まいた薬剤が風で飛んだり、雨で流れてしまうと効果が薄れます。
私は、晴れた日の朝や、風が穏やかな日にまくようにしており、時間帯は午前中の早い時間がベスト。草もぬれていないので効きが良いんです。
防草シートとの併用でさらに楽に
私は、通路や建物のまわりは防草シートを敷いた上に砂利をまき、それ以外の土部分に粉末除草剤をまいています。
この組み合わせにしてから、草むしりの負担がぐっと減りました。年配の方でも扱いやすく、見た目もすっきりしますよ。
おわりに
雑草対策は、早めのひと手間があとを楽にしてくれます。
粉末タイプの除草剤なら、力仕事をせずとも“予防”という形で草を抑えられます。
空き家や実家の庭にもぜひ取り入れて、無理のない管理を続けていきましょう。