自転車や物置きの劣化予防|カバーのかけ方
「自転車のサドルがボロボロに」「物置の扉がさびついて開きにくい」——そんな状態、見覚えありませんか?
屋外に置かれているものは、雨風・日差し・湿気の影響でどんどん劣化が進みます。特に空き家や管理が行き届かない実家では、少しの対策で大きな差が出ます。
今回は、高齢の親やその娘さん世代でも手軽にできる、カバーを使った劣化予防のポイントをやさしく紹介します。
自転車の劣化は「紫外線」と「雨」が原因
サドルの割れやフレームのサビは、太陽光と雨水によって徐々に進行します。
私は、母の家の自転車に自転車専用の防水カバーをかけるようにしました。ホームセンターで1000円ほどで購入でき、通気口付きで湿気もこもりません。
カバー選びのポイントは「通気性」と「厚み」
薄手すぎるカバーは破れやすく、逆に通気性がないと湿気でかびてしまうことも。
私は、通気穴付きで、ほどよい厚みのある「オックスフォード生地」のカバーを選んでいます。風で飛ばないように、中央にバックルが付いたタイプがおすすめです。
物置きには「全体を覆う+隙間を作る」
物置自体にもカバーをかけることで、劣化や色あせを防ぐことができます。ただし、密閉すると湿気がこもるため、空気の通り道を確保するのがポイント。
私は、シートカバーを物置にかぶせた上で、レンガを挟んで下部に5cmほどの隙間を作っています。これだけで風が通り、カビやサビを防げます。
台風や風対策には「固定」が必須
カバーがめくれてしまうと、かえって劣化の原因になります。
私は、自転車カバーにはバックル付きゴムバンド、物置のカバーにはロープで数カ所をしばる工夫をしています。風の通り道を考えて「バタつかない設置」がコツです。
月1回の確認で長持ちする
カバーをかけて安心……ではなく、定期的なチェックが劣化予防の決め手です。
私は、月に1度、母の家を見回るときにカバーの破れや湿気のこもりを確認。必要があればカバーを外して日干ししています。
おわりに
大切な自転車や物置きを長持ちさせるためには、「かけ方」と「管理」の工夫が大切です。
特別な技術や体力がなくてもできる方法で、今日から始めてみてくださいね。