自分で空き家を見に行けない時のチェック代行方法
「実家の様子が気になるけど、遠くて見に行けない」「郵便受けや雑草の状態だけでも知りたい」——そんなときに頼りになるのが、“空き家見守り代行サービス”です。
高齢の親が住まなくなった家や、長期的に管理が難しい空き家には、信頼できる第三者によるチェックが安心材料になります。
今回は、南島原市周辺でも使える「空き家の見回り代行サービス」について、やさしくご紹介します。
どんなことをしてくれるの?
業者や地域の便利サービスでは、次のようなチェックを代行してくれます。
- ポストの確認とチラシの回収
- 雑草や庭木の状態チェック
- 雨漏り・カビ・窓ガラスの破損チェック
- 通風・換気
- 写真付き報告書の送付
私は、月1回の簡易チェックをお願いしており、現地の写真と一緒に「異常なし」などのコメントが届くので安心です。
地元の便利屋・シルバー人材も選択肢
南島原市のような地域では、便利屋さんやシルバー人材センターがこうしたサービスを提供していることがあります。
私は、実家の近くで対応している事業者をインターネットで調べ、「写真付き報告あり・費用明示あり」のところを選んで依頼しました。
契約前に確認したい3つのポイント
- どこまでチェックしてくれるのか(項目明記)
- 報告の方法(メール?紙?LINE?)
- 緊急時の対応(連絡体制・修繕の手配)
私は、最初に電話で相談して、契約内容と緊急時の連絡体制についてしっかり説明を受けました。
月額制?単発?プランは自由に選べる
サービスには「月1回チェックの定期便型」と、「気になるときだけお願いする単発型」があります。
私は、梅雨や台風シーズンだけ単発で依頼することもあり、その都度柔軟に対応してもらっています。
家族間の連携ができるとさらに安心
遠方に住む兄妹などと共有できるように、LINEグループや共有フォルダで報告写真やコメントを回覧できるようにしておくと、家族の誰かが見逃すリスクも減ります。
私も、母の実家の報告内容を家族で共有し、何かあればすぐに話し合える体制にしています。
おわりに
空き家の管理は「現地に行くこと」が理想ですが、それが難しいときこそ代行の仕組みが役に立ちます。
無理のない形で、見守り体制をつくっておくことが、大切な家を長く守る第一歩です。