墓地の草取りを自分でやるときの道具と時間の目安
お墓参りのたびに気になるのが、雑草ですよね。せっかく手を合わせに行ったのに、草が伸び放題だとなんだか心が落ち着かないもの。私も最初は「どうやって草取りをしたらいいのかしら?」と戸惑っていました。でも、いくつかの道具とちょっとした工夫で、無理なく続けられるようになったんですよ。
今回は、南島原市に暮らす私たちのような年配者でも、安全に無理なくできる草取りのやり方と、目安の時間についてお話ししますね。
軍手と帽子は必須アイテム
まず大切なのは、装備なんです。軍手は手を守るため、帽子は熱中症対策に欠かせません。特に夏場は、日差しが強くてすぐに疲れてしまいます。
私は、UVカットのつば広帽子を愛用しています。手首までカバーできるアームカバーもあると、虫刺されや草負けの予防になりますよ。
草取りに使う道具はこれだけで十分
特別な道具を揃える必要はありません。私がいつも使っているのは、草削り(草かき)、小さな鎌、そしてちりとり付きのほうきです。これだけで大抵の雑草は対応できます。
硬い土には草削りが便利で、根っこごと取りやすくなります。鎌は隙間に生えた草を狙うときに役立ちますよ。
作業は30分を目安に区切って
体に負担をかけないようにするためにも、草取りは長時間続けないのが鉄則です。私の場合、30分を目安に一度休憩を入れています。
小さめの水筒にお茶を入れていって、日陰でひと息つくと体もラクになります。全部を一度にやろうとせず、「今日は手前だけ」など、区切ってやると続けやすいですよ。
墓石まわりは慎重に
石の隙間や根元に生えている草は、無理に引っ張ると石を傷つける原因になることも。私は手でそっと抜くようにしていて、無理に力を入れないようにしています。
水を少し撒いておくと、土が柔らかくなって抜きやすくなりますよ。墓石に水がかからないように、気をつけながら作業するのがポイントです。
気候や時期にも気を配って
草が元気に伸びるのは梅雨明けから秋口にかけて。この時期は特に草取りの回数が増えるので、無理のないスケジュールを組むのがおすすめです。
私は毎年、お盆前と秋彼岸前の2回を目安に草取りしています。その前後に軽く様子を見るくらいで、草の伸び方も違ってきますよ。
おわりに
お墓の草取りは、体にも気持ちにも負担がかかるもの。でも、無理をせず、道具や時間の使い方を工夫することで、ずいぶんラクになるんです。
「できる範囲で、気持ちよく」が一番。草のないきれいなお墓を見ると、なんだか自分の心まで整う気がするんです。皆さんもぜひ、ご自身のペースで取り組んでみてくださいね。