遺品整理を自分で始める前に知っておきたい10の手順と地域サポート

遺品整理を自分で始めるときにやるべきことと注意点

「そろそろ、遺品を片付けなきゃと思うけれど、どこから手をつけたらいいのか分からない…」

そんなふうに感じていませんか?

私も両親を見送ったあと、自宅に残された品々を前にして、何をどうしたらいいのか、途方にくれたことがありました。

今回は、私自身の体験もふまえて「遺品整理を自分で始めるときに、まずやっておいてよかったな」と思うことを中心に、実際に役立つ知識や注意点もあわせてご紹介しますね。

1. まずは「気持ちの準備」を大切にする

遺品整理は、単なる片付けではありません。 思い出と向き合う時間でもあるので、心のエネルギーがいる作業です。

私は、「今日は見るだけ」「1箱だけ開ける」と決めて、少しずつ始めました。一気に片付けようとすると疲れてしまいます。

焦らず、自分のペースで進めていいんですよ。

2. 最初は「判断しやすい物」から手をつける

いきなりアルバムや衣類に手を出すと、気持ちが揺れてなかなか進みません。 私はまず、期限切れの書類や使っていない日用品から始めました。

「これはもう必要ないな」と分かりやすいものを先に片付けると、気持ちが少しずつ整理されていきます。始めやすく、負担の少ない場所から取りかかるのがコツです。

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3. 「残す」「譲る」「処分する」の箱を用意する

私は、段ボール箱を3つ用意して、それぞれにラベルを貼りました。

  • 残す:思い出として大切にしたいもの
  • 譲る:家族や知人に渡したいもの
  • 処分:感謝して手放すもの

こうすると、迷ったときでも判断がしやすくなり、「一時置き」になってしまう物が減ります。中身を確認しながら少しずつ分けていくと、全体が見えてきて安心感も生まれるんですよ。

4. 重要書類や財産の確認を忘れずに

遺品の中には、相続や名義変更に関わる書類(通帳、保険証券、権利証など)も含まれます。 私は「大切な書類」として一箱を用意し、見つけたものはすぐにまとめておくようにしました。

相続トラブルを防ぐためにも、家族で事前に話し合っておくと安心です。

5. 不用品の処分・リサイクル方法を確認しておく

「処分する」と決めた物も、どう処理するかは悩みどころですよね。 私は、南島原市の粗大ごみ回収ルールを事前に確認して、分別・収集日・料金などを一覧にまとめておきました。

まだ使える物は、地元のリサイクルショップや買取サービスを活用することもあります。買い取りが難しいものでも「無料引取可能」という業者もあるので、選択肢を調べておくと便利です。

6. 大型家具や家電の運び出しは慎重に

タンスや冷蔵庫など、大きな家具・家電は無理に動かすとケガの原因になります。 私は地元の便利屋さんに相談して、2名体制で搬出してもらいました。

南島原市周辺では、比較的安価で作業をお願いできる業者さんもあります。高齢の方や遠方のご家族が作業される場合は、無理をせずプロに任せることも検討してみてください。

7. 作業時の安全と衛生対策を忘れずに

長期間空き家だった場合、ホコリやカビ、害虫などが発生していることがあります。 私は、マスクと手袋を着用し、窓を開けてしっかり換気しながら作業しました。夏場は特に熱中症にも注意が必要です。

安全第一で、無理のない範囲で作業してくださいね。

8. 家族・親族間の合意形成も大切に

思い出の品や高価な物などは、誰がどう扱うかで意見が分かれることもあります。 私は、最初に兄弟と「この部屋は一緒に整理しよう」「これは全員で確認して決めよう」とルールを決めました。

事前に話し合うだけでも、トラブルを避けやすくなりますよ。

9. 地元の業者や行政のサポートも活用しよう

自力での作業が難しい場合、遺品整理業者や便利屋サービスに頼ることも検討してみてください。 南島原市では、地域包括支援センターを通じて高齢者支援サービスを紹介してもらえることがあります。

また、遺品整理士が在籍している業者は、法律やマナーを理解して対応してくれるため、安心です。

10. 心の負担を軽くする相談窓口の存在

遺品整理は精神的にも重い作業です。 私は、つらくなったときに市役所の生活相談窓口や、地域包括支援センターに話を聞いてもらって少し楽になれました。

必要であれば、心のケアを受けられるカウンセリングサービスを利用するのも良い選択です。

おわりに

遺品整理は、気持ちがついていかないことも多いですよね。 でも、「ゆっくり」「ひとつずつ」「自分のペースで」と心がければ、ちゃんと前に進んでいけます。

今回ご紹介したステップと実践的なポイントが、少しでもお役に立てばうれしいです。

塚本明子
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