ゴミ屋敷になる前に
「最近、床が見えなくなってきた」
「片付けなきゃと思いながら何年も経ってしまった」
そんな声を、南島原でも耳にするようになりました。
ひとり暮らしや高齢の方にとって、体力や気力の低下で片付けが難しくなるのは自然なことです。だけど、そのまま放っておくと、足の踏み場もなくなり、いわゆる「ゴミ屋敷」と呼ばれる状態に…。
今回は、そうなる前にできる片付け支援と、便利屋の活用方法、費用感や法的な注意点も含めてお伝えしますね。
「散らかっている」から「片付かない」へ
部屋が散らかるのは、誰にでもあること。でもそれが「片付けられない」状態になると、自分だけでは解決が難しくなってしまいます。体の動きが悪くなると、重たいものが持てなくなったり、高い場所に手が届かなくなったりしますし、気力が落ちていると「片付けよう」と思う気持ちさえわかなくなってしまいます。だからこそ、「散らかり始めたかな」と思った段階で、少しずつ整えていくことがとても大事なんです。
ゴミ屋敷になる前に頼れるサポート
私たち「おとなりサポート」では、南島原市内を中心に、片付けのお手伝いをしています。まずはお部屋の一角からスタートして、少しずつ整理整頓を進めていくスタイルを大切にしています。
お客様のペースに合わせて「今日はここだけで大丈夫ですか？」と声をかけながら進めるので、無理なく、気持ちに寄り添ったサポートができます。「触ってほしくないもの」「思い出の品で迷っているもの」なども、遠慮なくお話しくださいね。
他社との違いと料金の目安
ハウスクリーニング業者や不用品回収専門業者と違って、便利屋はもっと柔軟で身近な存在です。「おとなりサポート」では、分別から運び出しまで一緒に行いながら、お客様が納得のいく片付けを目指します。
料金は、基本的に作業時間と人員によって変動します。
例えば1時間数千円＋出張費。作業内容によっては、追加料金（大型家具の解体や階段作業など）が発生することもあります。事前に内容を確認し、見積もりをしっかりご説明しますので、安心してご依頼いただけます。
知っておきたい「ゴミ処分のルール」
片付けをして出てきた不要品の中には、処分に注意が必要なものもあります。
たとえば、テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの家電は「家電リサイクル法」の対象になっていて、粗大ごみには出せません。必ず指定業者への引き取りや、市で決められた方法での処理が必要です。
便利屋でも一部の回収・運搬は可能ですが、法令を守って正しく対応することが大切です。処分の方法がわからないものがあれば、遠慮なくご相談くださいね。
片付けが心にもたらす変化
「部屋がきれいになって、心まで軽くなった」「何年も開けていなかった窓から光が差し込んでうれしかった」そんな言葉をよくいただきます。実際に、部屋の環境が整うことで、気持ちが前向きになり、外出するようになった方や、ご家族との連絡が増えたという方もいらっしゃいます。
片付けは、単なる作業ではなく「心のリセット」でもあるんです。
ご家族からの依頼も安心です
最近は、遠くに住むご家族からのご依頼も増えていて、「実家が少し心配で…」というご相談もよくあります。作業後にはビフォーアフターの写真をお送りし、ご希望があれば定期的な見守り訪問のご提案も可能です。「親が嫌がらないか心配」という場合も、事前にやさしく状況をうかがいながら進めますので、ご安心ください。
まとめ
- 片付けの困難は年齢や体調に関係しており、無理に頑張らず相談することが大切
- 便利屋の片付けサポートは、お客様の気持ちに寄り添ったペースで進められる
- 料金は作業時間と人員に応じて変動、1時間数千円〜が目安
- 家電リサイクル法など、ゴミ処分には法的ルールがあるので注意が必要
- 片付けが心にも好影響を与え、自信や人とのつながりを取り戻すきっかけになる
