季節家電を自分で運ぶときの安全な持ち方
「扇風機を片付けようと思ったら、足が引っかかって転びそうに…」「ヒーターを持ち上げたら腰にきた…」——そんな経験、ありませんか?
季節家電は大きくて不安定なものが多く、持ち運び方を間違えるとケガや転倒のリスクにつながります。
今回は、南島原市で一人暮らしをしている高齢の方や、その娘さん世代に向けて、季節家電を自分で安全に運ぶためのコツをご紹介します。
ポイント1:持つ前に「足元」と「通り道」を確認
家電を持つ前に、まずは足元と運ぶ経路の安全をチェック。
私は、段差・コード・ラグのめくれなどを事前にどけておきます。特に高齢の親の家では、カーペットの角でつまずかないよう、テープでとめてから運ぶようにしています。
ポイント2:「中腰」ではなく「しゃがんで持ち上げる」
腰をかがめて中腰で持ち上げると、腰への負担が大きくなります。
私は、ひざをしっかり曲げてしゃがみ、背筋を伸ばしてゆっくり持ち上げるように意識しています。重たい物は無理せず、台車を使うのも安心です。
ポイント3:「抱える形」で持つと安定感アップ
手で吊るすように持つよりも、胸に近づけて抱えるように持つと、バランスが取りやすくなります。
私は、扇風機や加湿器などはコードを巻いてから、両手で抱えるように持ちます。手がすべって落とさないよう、ゴム手袋や滑り止め付き手袋もおすすめです。
ポイント4:家電は「掃除してから」運ぶと安全
ほこりや水滴が残ったままの家電は、滑ったり濡れたりして危険です。
私は、加湿器は完全に乾かしてから、扇風機は羽根と台座を拭いてから運びます。重いヒーターはコードをまとめてから布で包むと、手が滑らず安全です。
ポイント5:段ボールや袋に「持ち手」をつける工夫
収納袋や段ボールに入れるとき、持ち手がないと持ちにくいものも。
私は、重たいものは持ち手付きの不織布バッグや、箱に穴を開けてひもを通す工夫をしています。持ち手があるだけで、腰への負担がずいぶん違います。
おわりに
季節家電を運ぶときは、「片付ける前の準備」と「持ち方の工夫」がとても大切です。
ちょっとした意識で、安全性も使いやすさもぐっと高まります。
無理のない範囲で、できる方法からぜひ試してみてくださいね