自宅にいながら「声かけ」が届くラジオの活用法

自宅にいながら「声かけ」が届くラジオの活用法

「最近、うちの親はテレビよりラジオ派なんです」——そんな方、意外と多いんですよね。

私の母も、朝からラジオを流しながら家事をしたり、夕方には好きな演歌番組を楽しんだりしていて、ラジオはすっかり生活の一部になっています。

今回は、そんなラジオを活用して「見守り」と「声かけ」をやさしく届ける方法をご紹介します。

地元ラジオ局の「防災・見守り放送」に注目

最近では、地元のラジオ局が高齢者向けに見守り放送を行っていることがあります。

「夕方になったらラジオで“お薬の時間です”って流れるのよ」と母が言っていたのを聞いて、驚いたと同時に安心しました。

暮らしの中に自然と“声かけ”が入るのは、ほんとうにありがたいですね。

家族の声を録音してラジオのように再生

市販の「音声メッセージ再生ラジオ」や「録音機能付きラジオ風スピーカー」に、家族の声を録音しておくと、本人がボタンを押すだけで“会話のきっかけ”になります。

私は娘の声で「お母さん、ちゃんとごはん食べてね」と録音したものを、母の寝室に置いています。何度でも聞ける安心感があるようです。

定時に“おはよう・おやすみ”メッセージを流す

タイマー機能付きのラジオや再生機を使って、毎日決まった時間に「おはようございます」「今日も一日お疲れさまでした」とメッセージを流すのもおすすめです。

ラジオ感覚で自然に受け入れられるので、抵抗なく使ってもらえるのがポイントです。

「声かけラジオ」×「カレンダー」で生活にリズムを

私は、母の食卓のそばに、簡単な予定を書き込めるカレンダーを置いて、「この時間に声が流れるよ」と書き込んでいます。

視覚と聴覚の両方でサポートすることで、生活のリズムが安定してきたと感じています。

電池式で停電時にも使えるのが安心

特に災害時にも役立つのが、電池式ラジオやスピーカーです。情報収集だけでなく、心を落ち着ける「声」があるだけで安心できるんですよね。

私は避難バッグにも小型ラジオを1つ入れています。

おわりに

ラジオは、情報だけでなく「声を届ける力」があるツールです。

離れていても、声を通じてつながれるラジオの活用。ご家族の安心と親御さんの暮らしの支えに、ぜひ取り入れてみてくださいね。

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