高齢者でもできる草刈り方法|道具選びの工夫
暑くなる季節になると、庭や畑の草がぐんぐん伸びてきますよね。「そろそろ草刈りをしなきゃ」と思っても、年齢を重ねるにつれて体力も落ちてきて、「若い頃のようには動けないなあ」と感じることが増えてきました。
でも、草刈りも道具ややり方を工夫することで、身体に負担をかけずに続けていくことができるんですよ。今日は、私が実際にやってみてよかった方法をいくつかご紹介してみますね。
軽くて短めの草刈り鎌を使う
昔ながらの長くて重い草刈り鎌は、腕や肩に負担がかかりやすいんです。私は最近、軽くて短めの「高齢者向け草刈り鎌」というものを使っています。握りやすくて、少しの力でもスッと刈れるんですよ。
100円ショップやホームセンターでも見かけるようになりましたし、道具を見直すだけで作業のしやすさがずいぶん変わります。
軍手ではなく滑り止め付き手袋を
草刈りをしていると、軍手が草で湿って滑ってしまうこともありますよね。そんなときは、「滑り止め付き手袋」がおすすめです。
私はゴムのつぶつぶがついた手袋を使っていて、鎌やハサミが手からずれにくいので安心して作業ができます。細かなところも丁寧に刈りやすくなりますよ。
座ってできる草取りイスを活用する
中腰の姿勢は腰に負担がかかるので、最近は「草取りイス」を使うようにしています。高さが低くて、足腰に無理なく座れるタイプのものが便利です。
特に長時間作業するときは、立ったり座ったりを繰り返すよりも、座ったままで進められるのは助かります。少しの道具で体への負担が減ると、気持ちにも余裕が出ますね。
こまめに休憩しながら「今日はここまで」
草刈りはどうしても「全部終わらせなきゃ」と思ってしまいがちですが、私は最近、「今日はここまで」と区切ってやるようにしています。
朝の涼しいうちに30分だけ、というふうに決めるだけで、気持ちも楽になるんです。無理して一気にやるより、少しずつ進めるほうが安全でもありますよ。
電動草刈り機よりも手動の安心感
電動の草刈り機は便利ですが、音が大きかったり、使い方に不安を感じる方もいると思います。私も使ったことがありますが、最近はあえて手動に戻しました。
安全にコツコツ進めるには、やっぱり「手の感覚」で刈れる道具のほうが合っているなあと感じています。自分に合ったスタイルで無理なく取り組むのが一番ですね。
おわりに
草刈りは大変な作業ですが、道具を見直すだけでずいぶんラクになります。高齢になっても、自分のペースでできる範囲で続けることが大切だと感じています。
「もう無理かな」と思っていた方も、今回の工夫をヒントに、自分らしい草刈りスタイルを見つけてみてくださいね。