蛇口のサビ・水漏れを発見するコツ
「蛇口の根元がなんだか濡れてる気がする」「ちょっと赤茶色くなってるけど大丈夫?」——そんなふうに思ったこと、ありませんか?
空き家や普段あまり使わない蛇口では、知らない間に水漏れやサビが進行していることがあります。
今回は、高齢の親や娘さん世代でも気づきやすい、“蛇口のサビや水漏れをチェックするコツ”をご紹介します。
蛇口の根元・つなぎ目に「にじみ」がないかを見る
まず見るべきは、ハンドルやレバーの根元、パイプとのつなぎ目。
私は、キッチンや洗面台の蛇口の根元がいつもより濡れているのを見つけて、実はパッキンが劣化していたことがありました。
乾いた布で拭いてから、しばらく置いてまた濡れているなら水漏れの可能性があります。
赤茶色のシミは“サビ”のサイン
蛇口の金属部分や壁に赤茶色の跡があれば、それはサビの始まりかもしれません。
私は、母の家の浴室で見つけた赤茶色のシミから、蛇口の裏側で金属が腐食していたことに気づき、交換につなげました。
水を出したときの音やにおいにも注目
蛇口をひねったときに「キーン」という高音や、「カビっぽいにおい」がする場合も、内部に異常がある可能性があります。
私は、台所の蛇口で異音が出るようになったのをきっかけに、水道業者に点検してもらいました。
使わない期間が長いと“空回り”することも
長く使っていない蛇口は、開閉が固くなったり、水がスムーズに出なかったりします。
私は、空き家で月1回「すべての蛇口を一度使ってみる」ことで、不調に早く気づくようにしています。
キッチン下の収納にも水たまりがないか
意外と見落としがちなのが、シンク下の収納スペース。
私は、調味料ボトルの裏側が湿っているのを見て「もしや?」と思い確認したら、配管の継ぎ目から水がぽたぽた垂れていました。
おわりに
蛇口の異変は、早めに気づけば大がかりな修理にならずに済みます。
見た目・音・におい・手ざわり。五感を使って、少しの変化に気づくことが、安心につながります。
どうぞ気軽に、蛇口まわりの「いつもと違う」に目を向けてみてくださいね。