荷物のラベリングで探し物ゼロにする方法
「引越し先で、あの荷物が見つからない…」「どの箱に何を入れたか思い出せない」——そんなお悩みありませんか?
荷物のラベリングは、引越しや収納をスムーズにするための基本中の基本。ちょっとした工夫で、探す手間も開封のストレスもゼロにできます。
今回は、高齢の親の引越しや実家の整理をする娘さん世代にもやさしい、ラベリングのポイントをやさしくご紹介します。
ラベリングの基本は「3点セット」
段ボールや収納ボックスには、次の3つをセットで記入すると探しやすくなります。
- 【部屋名】どこで使うか(例:寝室・台所)
- 【中身の内容】(例:夏物衣類、食器)
- 【開封の優先度】(例:すぐ使う、あとでOK)
私は「玄関/靴・防災グッズ/すぐ使う」などと明記して、引越し先でも迷わないようにしています。
ラベルは「側面と上面」の両方に
積み重ねたときでも、並べたときでも見えるようにするには、ラベルは2カ所以上に貼るのが鉄則です。
私は、側面2面と上面の3カ所にマスキングテープ+油性ペンで書いています。色分けしておくとさらに分かりやすくなります。
シールや色つきテープで「見た目の識別」も
文字だけでなく、視覚的にパッと分かる工夫もおすすめです。
私は、部屋ごとに色分けしたシールを使い、「赤=キッチン」「青=寝室」など家族みんなが分かる仕組みにしています。高齢の母も一目で区別できて便利です。
中身が多いときは「一覧メモ」を箱の外に
衣類や雑貨など、種類が多くなる箱は、ざっくりでもいいので内容を紙に書いて貼っておくと後がラク。
私は「この箱の中身:夏服Tシャツ3枚・日傘・帽子・アームカバー」などとメモをつけています。後日必要になってもすぐに取り出せて便利です。
ラベリングのコツは「他人が見ても分かる」こと
家族の誰が見ても分かる書き方が理想です。
私は「お母さん用の薬」ではなく「●●(母の名前)/毎日飲む薬セット」と具体的に書いています。万が一のときにも家族や業者が対応しやすくなります。
おわりに
ラベリングは、少しの手間で引越しや整理が劇的にラクになる魔法の工夫です。
誰かに手伝ってもらうときや、時間が経ってから見直すときにも、きっと役に立ちますよ。