家の中の匂いをチェックする方法
「久しぶりに実家に入ったら、カビっぽいにおいがした」「何かが腐ってる?と不安になった」——そんな経験、ありませんか?
空き家や長期間使っていない家では、匂いがこもって独特なにおいになることがあります。
今回は、家の中の匂いを簡単にチェックする方法と、やさしい対策についてご紹介します。
入った直後の「第一印象の匂い」に注目
玄関を開けて最初に感じる匂いが、一番わかりやすいチェックポイントです。
私は、母の家に入ったとき「ちょっとカビ臭い」と思ったことで押し入れの除湿剤が切れていることに気づきました。空気に慣れてしまう前に判断するのがポイントです。
水回りのにおいは「封水切れ」が原因かも
キッチンやお風呂、トイレなどの排水口からのにおいは、長く水を流していないことで起きる「封水切れ」が多くの原因です。
私は、定期的に蛇口をひねって水を流すことで、排水口のにおいを防いでいます。とくに夏場はこまめに確認しています。
押し入れ・クローゼットの空気はこもりがち
収納スペースの中は湿気やにおいがたまりやすい場所。開けた瞬間に「むわっ」と感じることも。
私は、押し入れを開けて、においが強ければ新聞紙や重曹を入れておくようにしています。換気と吸湿を両立できますよ。
匂いの種類で“原因”がわかることも
- カビっぽい → 湿気・換気不足
- 酸っぱいにおい → 食品やゴミの残り
- 焦げ臭い → 古い配線や電気機器の劣化
私は、においの種類ごとに原因を想定して、必要があれば電源のチェックや電池交換も行うようにしています。
匂い対策は「換気と脱臭剤」の併用が効果的
私は、窓を開けて空気を入れ替えることを基本に、玄関と台所に炭やコーヒーかすを入れた脱臭袋を置いています。香りでごまかすより、匂いの元を吸収する方が効果がありますよ。
おわりに
家のにおいは、暮らしの“気配”でもあります。
少し気をつけるだけで、空き家でも安心して使える空間が保てます。定期的なにおいチェックと簡単な対策、ぜひ取り入れてみてくださいね。