雨どい掃除を自分でするときの注意点
庭先にポタポタと垂れる水音、ふと見上げると雨どいに枯れ葉がいっぱい。そんなことって、けっこうありますよね。
私の家も、風が強く吹いたあとは決まって雨どいが詰まりがちで、「掃除しなきゃ」と思うのですが、脚立に登っての作業にはやっぱり不安がつきまといます。
そこで今回は、私が実践している「雨どい掃除を自分でするときの注意点」について、やさしくお話ししてみたいと思います。
脚立や踏み台の安定確認は最優先
高所での作業ですから、まずは「脚立や踏み台の安定感」をしっかり確認することが大切です。私は、使う前に必ずグラつきがないか、足元が滑りやすくないかをチェックしています。
また、できれば家族やご近所さんに「念のため見ててくれる?」と声をかけるだけでも安心感が違います。
軍手よりも滑り止め付き手袋を
雨どいの中には、意外と鋭い枝やサビついた部分があって、軍手だけだと手を切ってしまうことがあります。私は、手のひらにゴムのついた滑り止め付きの手袋を使っています。
しっかり握れるし、濡れた場所でも滑りにくいので、作業がしやすくなるんですよ。
道具は長柄タイプが便利
私はホームセンターで見つけた「長い柄付きのトング」や「ほうき型の掃除道具」を使っています。これなら脚立に登る回数を減らせるので、体への負担も少なくなります。
ちょっと届きにくい場所には、100円ショップの道具を組み合わせて工夫するのもおすすめです。
落ち葉や泥は一度に全部取ろうとしない
雨どいの掃除をするときは、「全部きれいにしなきゃ」と思いがちですが、私は「今日はここまで」と範囲を決めて取り組むようにしています。
とくに体調が万全でないときや、気温が高い日は無理をしないことが大事。半分ずつ、日にちを分けてもいいんですよ。
掃除後は水の流れを確認しておく
詰まりが解消されたかどうかを確かめるために、私は掃除の最後にバケツの水を少し流してみます。スムーズに流れていればOK。もし途中であふれてしまうようなら、もう少し詰まりがあるかもしれません。
水を使う作業は滑りやすくなるので、靴底も含めて安全確認を忘れずに。
おわりに
雨どいの掃除は、高齢になると特に気をつけたい作業のひとつ。でも、道具や手順を少し工夫するだけで、安全に、そして負担なく進めることができます。
「今日はここまで」「できる範囲で」そんな気持ちを大切にしながら、安心して取り組んでくださいね。