長期不在宅のカーテン管理、開ける?閉める?
「カーテンは閉めっぱなしの方が安心?」「それとも少し開けておくべき?」——空き家や留守宅を管理するとき、カーテンの扱いに迷う方も多いのではないでしょうか?
今回は、防犯や湿気対策の観点から、長期不在中のカーテンの管理方法についてやさしくご紹介します。
完全に閉め切ると“留守感”が出ることも
カーテンがずっと閉じたままだと「人がいない家」と周囲に知られてしまうことがあります。
私は、母の実家では、レースカーテンだけを閉めておき、部屋によっては腰窓のカーテンを少し開けるようにしていました。光が差し込むだけで、生活感が生まれるんです。
カーテンを一部開けるだけでも効果あり
全開ではなく「5〜10cmほど開けておく」だけでも、外から見たときの印象が変わります。
私の母は「キッチンの小窓だけ少し開けておく」と決めていて、防犯と換気のバランスを取るのにちょうど良いと言っています。
紫外線と色あせ防止には「レースカーテン+遮光カーテン」
日当たりの強い部屋では、家具や畳の色あせが心配という方も。
私は、UVカット効果のあるレースカーテンを内側に、遮光カーテンを外側にかけて「必要なときにだけ閉める」ようにしています。
カーテンは湿気のこもりにも影響
閉めっぱなしのカーテンは空気がこもり、湿気がたまりやすくなります。
私は、定期的に窓を開けて換気するほか、カーテン自体をときどきめくって「空気を通す」ようにしています。カビの予防にもなりますよ。
カーテンの開閉を「訪問時のサイン」にも
私は、母の家に行ったとき「今日はここを開けた・今日は閉めた」と記録しています。
カーテンの状態を少し変えることで、ご近所の方が「誰か来たんだな」と気づいてくれるきっかけにもなるんです。
おわりに
カーテンの開閉は、ちょっとしたことのようでいて、防犯・湿気・生活感の演出など、さまざまな意味を持っています。
状況に合わせて「ほどよく開ける・ほどよく閉める」を心がけるだけで、安心感がぐんと増しますよ。